独立した社外監査役の視点で支える、透明性の高い健全な企業経営
独立社外監査役の森山裕紀子でございます。就任から1年が経過し、PHCグループにおける取締役の職務執行に対する監査を通じて、「精緻な技術でヘルスケアの未来を切り拓くリーダーとなる」というビジョンの実現に向け、経営判断の前提となる情報共有、審議及び意思決定のプロセスが重視されているとあらためて実感しております。ガバナンス体制においても、多様な経験と専門性を有する役員が多角的な視点から助言と監督を行い、透明性と健全性の向上に向けた取り組みが進められていると認識しております。
社外監査役に求められる最も重要な使命は、経営陣から独立した客観的な立場を堅持し、株主をはじめとするステークホルダーの視点に立って取締役の職務執行を監査することにあると考えております。私はこの独立性を判断の基軸とし、取締役会や監査役会において、忌憚のない意見を述べることを心がけてまいりました。特に、重要な意思決定のプロセスが適正に踏まれているか、情報開示に係る体制・プロセスが適時かつ適切に機能しているかという透明性の観点、そして法令順守が形式にとどまらず企業文化として根付いているかという観点から、助言と監査を行っております。
弁護士として企業法務、コンプライアンス体制の整備、ハラスメント対応、危機管理に携わり、また他社の社外取締役(指名委員会等設置会社の監査委員)として経営監督やガバナンス強化に取り組んできた知見と経験を活かし、当社における監査機能の充実とガバナンス体制のさらなる強化に尽力する所存です。PHCグループが法令順守と高い倫理観を基盤に、社会から一層信頼される企業として、持続的成長と中長期的な企業価値の向上を実現できるよう、独立社外監査役としての責任を果たしてまいります。