統合報告書 2026

Executive SummaryPHCグループの歴史

PHCグループの歴史と技術の進化

医療従事者や研究者の皆さまを支える存在として、私たちPHCグループは長年にわたり医療・ヘルスケアの発展に貢献してきました。創業以来培ってきた歴史とモノづくり力を融合させ、常に高品質で信頼される製品・サービスを提供し続けています。

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PHCグループの歴史

PHCグループの歴史:モノづくりと精緻な技術の軌跡

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PHCグループの歴史:モノづくりと精緻な技術の軌跡

開発秘話 & 新製品フィーチャー

技術の背景にある人・挑戦・ブレークスルー

技術の系譜を支えた転機

電球アイコン 開発秘話① 1966–1982
業界初診断技術

業界初ラテックス診断
医師の時間を変えた技術

1960年代、医師の診断に数時間かかっていた手用検査を、 ラテックス凝集法と試薬で数分に短縮。「患者さんへの答えを待たせない」 という信念から生まれた技術は、1982年にLPIA-1として結実。 全自動免疫測定の精度と速度を同時に実現した業界初のプレースクールとなった。

「検査結果を待つ患者さんの顔が、
私たちの原動力です」

電球アイコン 開発秘話② 1985–1991
技術融合

「革命的傑作」
50g血糖測定器の誕生

1985年のプラザ合意による環境変化を受け事業転換の必要性が高まり、バイオ技術とエレクトロニクスの融合に着手。電極を精密に制御する量産開発に3年を費やした。「困難な挑戦の連続であった」と開発者は振り返る。1991年、わずか50gの携帯型測定器が完成。患者さんが「自分で管理できる」時代の幕を開けた。

「患者さんが自宅で測れる。それだけで、どれだけの命が救われるか」

電球アイコン 開発秘話③ 2020
危機対応

パンデミックと
超低温フリーザーの使命

2020年、COVID-19感染拡大。群馬の工場は24時間体制に切り替え。 mRNAワクチンの保存に不可欠な−80℃フリーザーを世界中に届けるため、 供給体制を迅速に再編した。

「工場を止めることは、世界のワクチン接種を止めることと同じだった」

電球アイコン 開発秘話④

LiCellGrow™(リセルグロウ)

自動培養装置
歴史に誇る血糖センサ技術が、
再生医療の扉を開く
New
製品概要

細胞医薬品の製造プロセスにおいて、PHC独自のIn-Lineセンサによりグルコース・乳酸を連続測定し、 自動培養制御によって最適な培養条件を維持することで、 細胞品質の向上・コスト低減・開発プロセスの効率化に貢献。

開発経緯

血糖自己測定センサの開発で培ったIn-Lineモニタリング技術を 細胞培養分野へ展開。細胞医薬品製造における品質のばらつきや プロセス管理の課題解決を目指し、2019年頃から開発を本格化した。

患者さん・顧客への価値

細胞医薬品の開発・製造プロセスの高度化を支援し、 コスト低減や開発サイクル短縮、細胞品質の安定化に貢献。 高品質な細胞医薬品の安定供給を支え、 先進的な細胞治療の発展と、より多くの患者さんへの治療提供の 拡大を後押し。

技術の系譜:

1969 携帯血糖測定
1991 電気化学式自動取引型BGM
2003 CONTOUR® No Coding技術
2024 ライブセル代謝分析装置
(LiCellMo™)
2026 自動培養制御
(LiCellGrow™)