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クリニック開業 医師 2020.08.07
専門分野への特化で活路を見いだす
昨今の医療政策方針により、医療機関はその機能において分化していくことが期待されています。すなわち、大病院は専門性・緊急性の高い医療を、中小病院やクリニックは一般的・総合的な医療をそれぞれ提供していくことが求められているのです。<br />高齢化社会による国民医療費増大の課題は一朝一夕に解決するものではないため、医療費を効率的に活用しようとするこの方針は今後しばらく継続されることでしょう。期待される役割を果たすクリニック、極端に言えば「どんな症状でもまずはウチへどうぞ」といったような間口の広いクリニックには、診療報酬の面で優遇されるような改定が続くと予想されます。ということは、これから新規に開業を予定している先生方すべてが、そんな総合診療医的な“町医者タイプ”を目指さねば生き残っていけないのでしょうか。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2020.08.07
助成金の活用で有利な開業を
開業医の難問である「お金の話」。知らないと活用できない各種の助成金についてお伝えします。
#開業検討 #事業計画 #開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2020.08.05
クリニック開業手続きで必要な診療所開設届と保険医療機関指定申請
いくら先生が医師免許をお持ちだからといって、「クリニックを建てたので明日から診療します!」と宣言するだけでは、当然ながら開業は認められません。正式な開業のためには、以下にまとめたように様々な届出や申請が必要となってきます。今回は、独立を目指す先生の多くが関係することとなる「診療所開設届」と「保険医療機関指定申請」を取り上げ、注意すべきポイントをお伝えしていきます。なお、本コラムの「クリニック」とは、無床、あるいはベッド数19床以下の医療機関を指します。ベッド数20床以上の医療機関の開設手続きとは異なるのでご注意下さい。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2020.08.05
医師仲間の開院祝い、何を贈ればいい?
勤務医としてある程度のキャリアを重ねてくると、先輩や同僚、ともすれば後輩といった身の回りの中から、独立してクリニックを開く人たちが現れ始めます。時には「モタモタしている間に先を越されてしまった…」など複雑な思いに駆られることがあるかもしれませんが、例えそうだったとしてもご自身を開業へと奮い立たせる良い契機として前向きに捉え、「次は自分が」の決意を開院祝いに秘めて贈ってみてはいかがでしょうか。<br />とはいえ実際に選ぶとなると、自分のセンスや知性を試されているようで非常に難しいのが開院祝い。普段からプレゼントのやりとりに疎い、いわゆる“ギフト慣れ”していない人であればなおさらです。「定番の胡蝶蘭を贈っておけば間違いはないだろう」と無難な選択をしたつもりでも、受け取り主に心理的負担をかけることもあるので細心の気配りが必要です。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2020.08.05
いよいよ開業! 当日の心構え
診療シミュレーションや内覧会が済んだら、いよいよ開業です。気持ちが落ち着かず何かとあたふたしてしまうこの時期ですが、準備し忘れているものや不備がないか、今一度まっさらな気持ちで院内を確認していきましょう。とくに開業前日は、はやる気持ちからチェックがおろそかになりがちです。確認が必要になりそうなものについては、あらかじめスタッフから意見を募りチェックリストを作成しておくのが良いでしょう。チェックする箇所としては、まず医療機器や電子カルテ・レセコンがあげられます。おそらくこの日までに何度も点検済みでしょうが、もし開業当日に稼動しないようなことがあると一大事です。安心して明日を迎えるためにも、最終チェックは必ず行って下さい。また、開業当日はサポートスタッフを派遣してもらうよう、各メーカーへ依頼しておきましょう。いざという時の備えを考えておくことも重要です。
#開業検討 #機器選定ポイント #事業計画
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クリニック開業 医師 2020.08.05
開業医の夫婦はどうあるべきか?
本コラムではクリニック開業を目指す医師の皆様方に向け、その準備期間中に必要となってくるノウハウや心得などを概論としてお伝えしてきました。今回からは開業後についても視野に入れながら、より具体的な内容でお送りしていきます。最初に取り上げるテーマは、先生のパートナー(配偶者)。開業の準備や開業後の経営にどのように関わってもらうのが良いのか、理想の「開業医の配偶者像」を探っていきましょう。突然ですが先生のパートナーは、先生がこれから開業医を志すことについて好意的でいらっしゃるでしょうか? もし答えが「NO」であるならば、お相手のご理解・ご協力を得られるよう、開業計画をきちんと説明したり、ご家族の将来について話し合ったりして下さい。個人事業主として開業しクリニックを経営していくということは、勤務医時代に想像していた以上に孤独で不安なもの。迷った時や困った時に最も心の頼りになるのは家族、なかでも「妻」「夫」のはずです。クリニック開業を心に決めたのなら、誰を置いてもまずは夫婦同士で相談し、パートナーのサポートを得られるようにすべきです。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2020.08.05
経営理念の意義とは?
クリニック開業の決心がついたら、ぜひとも行っていただきたいことがあります。それは『経営理念』について熟考すること。たとえば「私は○○な医療を目指しています。だから私のクリニックは○○です」というように、できれば明確な文章として表現できるまで思案に思案を重ねてみてください。実際のところ、開業という一連の行動には、心身ともにかなりのエネルギーが必要となってくるものです。開業時期や場所・施工業者の選定に加え、資金調達やスタッフの採用、オープン広告に内覧会の手配などなど…。生まれて初めての経験に、戸惑うことや不安を覚えることも多いでしょう。そんなとき、「そもそも自分が独立したのは○○のためなんだ!」と気持ちを後押ししてくれるのが経営理念なのです。納得いくまで考え抜いた“ブレない軸”だからこそ、自らを奮い立たせる原動力となり得ることを心に留めておいてください。
#開業検討 #事業計画
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クリニック開業 医師 2020.08.05
医療法人化とは?定義やメリットとデメリットなどを解説
独立後の開業を決意されている先生の中には「将来的にはクリニックを医療法人化したい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。一般的には、プラスイメージで語られることの多い医療法人化ですが、そのメリットとデメリットについて解説します。
#開業検討 #事業計画
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クリニック開業 医師 2020.08.05
院外処方? 院内処方? 点数や支出面などの違いとメリットデメリットを解説
「医薬分業」が進み、30年ほど前までは普通だった院内処方が近年は減少しています。今回は「なぜ院外処方は増加したのか?」「開業時はどちらを選択するのが有利なのか?」などについてお伝えします。
#開業検討 #事業計画 #内装・設計
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クリニック開業 医師 2020.08.05
開業準備のためのスケジュール概要
開業の準備期間中は、あれもこれもと大忙し。些細なことに忙殺されるあまり重要事項の判断が軽はずみにならないよう、事前にスケジュール概要をつかんでおきましょう。もちろん実際の日程はケースバイケースにはなりますが、おさえるポイントは概ね共通しています。やるべきことを体系的に整理し、大局的な視点で捉えておけば、思いがけない事態に直面しても柔軟に対応できるというもの。今回は以下の図を使い、全体の流れとポイントをチェックしていきます。
#開業検討
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